9月1日から「業務改善助成金」拡充　売上高比較期間の緩和、特例コースの期間延長など

厚生労働省は9月1日から、事業場内最低賃金の引き上げをはかる中小企業・小規模事業者の生産性向上に向けた取り組みを支援するための「業務改善助成金」制度に、原材料高騰により利益が減少した事業者や、最低賃金が低い事業者への支援を拡充する。

同補助金の通常コースでは、原材料費の高騰などにより利益率が前年同月に比べ3％以上低下した事業者が特例として追加された。また、通常コースに比べ対象となる経費が拡充される「特例コース」では、対象期間が延長になるとともに、原材料費の高騰により利益が減少した事業者も対象となる。

それぞれの拡充ポイントは下記の通り。