そんな対策で「年収の壁」突破する?! 年収150万円以上のインターンに「+30万円追加支給」
月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2024年02月09日

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アイザック(東京都渋谷区)は2月8日、学生インターンに支払う年間給与が150万円を超える場合に、30万円を追加支給する「リミットレスインターンシップ」を開始した。
リミットレスインターンシップを通じて、年収が一定額を超えると税や社会保険料が増えるいわゆる「年収の壁」問題を解消し、学生と企業の「成長の壁」を取り払うことを目指す。
「年収の壁」で優秀なインターン生も「働き控え」してしまう
アイザックはウェブサービスの企画・開発・運営を行うスタートアップ企業。2015年の創業時から学生インターンシップを積極的に採用してきた。社内でも積極的に活躍をあと押ししており、同社の成長を支える存在と位置付けている。
ただ、現在の日本の税制には、会社員の配偶者や学生が年間で得るアルバイトなどの年収が103万円を超えると、配偶者や親が受けられる税の控除額が減少する「年収の壁」問題が存在する。
このため、働くことができる状態にあるにもかかわらず、「年収の壁」を意識して、労働時間を調整して「働き控え」をする人が一定数存在するのが現状だ。さらに、年収が130万円を超えてしまえば、学生が自分で所得税や社会保険料の負担を背負う必要も生じる。
金銭的なサポートで「年収の壁」を取り除く「リミットレスインターンシップ」
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