長期休暇明けに「気分が落ち込む」20歳代社員が7割 復帰後の若手のケアに必要な4つの観点
月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2025年05月08日

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ジェイック(東京都千代田区)は5月7日、20歳代の正社員を対象に実施した「長期休暇後のリフレッシュ方法」に関する調査結果を公表した。調査では、長期休暇後に仕事へ戻る際、「気分が落ち込んだ経験がある」と回答した人が7割以上に上ることが明らかになった。
長期休暇明けに気分が落ち込む若手社員が多数
長期休暇明けの気分について尋ねたところ、「よくある」「時々ある」と回答した人の合計が71.4%に達した。「ほとんどない」は19.8%、「まったくない」は8.8%となっている。

気分が落ち込んだ経験のある人に対し、有効だったリフレッシュ方法(2つまで回答)として挙がったのは、「十分な睡眠を取る」(43.4%)、「趣味に没頭する」(36.9%)、「家でリラックスして過ごす」(32.0%)など。心身を自宅で整える傾向が強く、外出や運動よりも、自分の内側を整える手段が支持されている。
「友人や家族と話す」(27.0%)、「好きなご飯を食べる」(24.6%)といった身近な楽しみによる気分転換も上位に入り、「会社の同僚・先輩・上司と話す」と答えた人は9.0%と低く、職場を離れての回復傾向が強いことがうかがえる。
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