キャリア自律のため、若手・中堅社員が会社へ要望するのは「学習支援」 民間調査結果
月刊総務 編集部
最終更新日:
2021年12月01日
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リクルートマネジメントソリューションズ(東京都品川区)の組織行動研究所は11月29日、「若手・中堅社員の自律的・主体的なキャリア形成に関する意識調査」の結果を公開。若手・中堅社員が自律的・主体的キャリア形成のために会社や職場に求めることとして、「学習支援」の割合が最も高いことが明らかになった。
また、若手・中堅正社員の約3分の2が、キャリア自律に関する会社からの期待を感じる一方でストレスや息苦しさを感じていることがわかった。
資格取得への金銭的補助や、学びの時間確保につながる柔軟な勤務体系に高評価
勤務先の会社が自律的・主体的キャリア形成を積極的に支援する仕組み・制度について、導入状況と役立っているものを聞いたところ、いずれの回答でも相対的に多かったのは「資格取得の金銭的補助」。導入率が低い中でも役立っている実感が強いのは「学びの時間をとれるような柔軟な勤務体系(フレックス、テレワークなど)(57.0%)」だった。「人事評価結果のフィードバック」については、半数近くの勤務先で導入されているにもかかわらずキャリア形成に役立っていると感じる人はあまり多くない。「役立っているものはない」の回答率は33.9%だった。
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