男性育休、8割賛成なのに実際の取得率は10%未満 「社内に取りづらい雰囲気」取得者の声は?
月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2023年06月06日

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エン・ジャパン(東京都新宿区)は6月5日、同社運営の転職サイト「ミドルの転職」上で、35歳以上のユーザー2066人を対象とした「男性育休」に関するアンケートを実施、結果を発表した。
アンケートによると、育休の当事者であるかどうかにかかわらず、約8割が育休取得に肯定的だった。また9割の男性が子供が生まれたら「育休を取得したい」と回答した。一方、育休取得の経験があるミドル層は少なく、1割未満だった。男性の育休取得率が低い理由では、「取得しづらい雰囲気がある」などの声が寄せられた。
男性の育休取得、賛成派は約8割、最多は30代
「男性が育休を取得することについて、賛成か反対か 」を聞いたところ、79%が「賛成」と回答した。
どの世代もおおむね高い傾向にあったが、特に30代(86%)が顕著だった。

また男性に、「子供が生まれるとしたら、育休を取得したいか」を聞いたところ、89%が「取得したい」(積極的に取得したい:47%、できれば取得したい:42%)と回答した。
2019年の同調査と比べると、「積極的に取得したい」の回答単体は+6ポイント増加した。

男性育休を取得したミドル層はわずか8%
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