Amazon Alexaや日産、岐阜の企業が特許侵害訴訟 知財トラブルがわかるドラマでこの機会に勉強を

月刊総務 編集部
最終更新日:
2023年11月07日
ogp20231107ka_3

独立行政法人工業所有権情報・研修館(INPIT)が11月6日、知的財産の重要性を呼び掛けるウェブショートドラマを公開した。

不当契約、産業スパイなど、知的財産が原因で倒産してしまう企業が舞台

同ドラマ「スタートアップは突然に」は、自社の優れた技術やアイデアを、知的財産として最大限に活用できるようにするための対策を行う重要性の周知などを目指して作られた。

知的財産に対する意識がまだ十分に高いとはいえないスタートアップ企業に向けて作成されたフィクションだが、実際の事例トラブルを元に設定されたエピソードには、どの企業にも起こり得る事例が取り上げられている。

「スタートアップは突然に…」イメージ図

ストーリーは挑戦のたびに知的財産が原因で倒産するスタートアップ企業を舞台に展開。各話完結のトレンディドラマ風におもしろおかしく構成されており、約2分程度の視聴でトラブルに気付ける内容にまとめられている。たとえば「大型契約は突然に・・・」では、自社開発の技術ライセンスで初の大型契約を手にしたはずが、相手大手企業の契約担当者のわなに落ち、不当契約を結んでしまったケースが描かれている。

全5種のうち、その他のテーマは以下の通り。

  • ピンチヒッターとして採用した転職者が前職の情報を盗用
  • 共同開発のはずが成果を強奪される
  • 海外進出の知識不足のため、現地の特許を侵略
  • 身近に潜む産業スパイ

あの「Amazon Alexa」や日産自動車に対し、岐阜県の企業が著作権侵害で提訴

続きは無料の会員登録後にお読みいただけます。

  • ・組織の強化・支援を推進する記事が読める
  • ・総務部門の実務に役立つ最新情報をメールでキャッチ
  • ・すぐに使える資料・書式をダウンロードして効率的に業務推進
  • ・ノウハウ習得・スキルアップが可能なeラーニングコンテンツの利用が可能に

※掲載されている情報は記事公開時点のものです。最新の情報と異なる場合があります。

著者プロフィール

g-soumu-editors-portrait-webp


月刊総務 編集部

パンデミック、働き方の変化、情報技術への対応など、今、総務部門には戦略的な視点が求められています。「月刊総務オンライン」は、そんな総務部門の方々に向けて、実務情報や組織運営に役立つ情報の提供を中心にさまざまなサービスを展開するプラットフォームです。


関連記事

  • 【AI×交通安全運動】111社が共同で事故リスク削減に取り組んだ2か月間……その結果は? PR
  • オフィスの課題解決はデータ収集から 社員の位置情報を自動で管理しフリーアドレスを効率化 PR
  • 大切なのは「自社ならでは」のオフィスづくり 社員の「心」を解析すると幸せな働き方が見えてくる PR

特別企画、サービス