第二新卒採用、6割の企業が「前職の勤続期間」を重視、「学歴」は8割が「重視せず」
月刊総務 編集部
最終更新日:
2025年01月14日

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採用支援ツール「エンゲージ」を運営するエン・ジャパン(東京都新宿区)は1月10日、「若手人材の採用」についてのアンケート調査の結果を公開した。
調査結果によれば、新卒3年以内で転職する「第二新卒」の採用で64%の企業が「前職の勤続期間」を重視していた一方、「学歴」は81%の企業が「重視していない」と回答した。
第二新卒採用への懸念、勤続年数「1年未満」が最多に
アンケート調査には300社が回答した。「第二新卒」の今後の採用方針は63%の企業が「増やしたい」と回答し、「変わらない」(35%)、「減らしたい」(2%)を大きく上回った。
第二新卒の採用で「前職の勤続期間」を重視するかは、「非常に重視している」との回答が17%、「やや重視している」との回答は47%で、合わせて64%が前職の勤続期間を重視していた。

一方、第二新卒の「学歴」は「重視している」と回答した企業は19%にとどまり、「語学力」も「重視している」と回答した企業は18%にとどまるなど、第二新卒の採用では、「学歴」や「語学力」よりも「前職の勤続期間」を重視する傾向がうかがえた。
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