5人に1人は退職の引き継ぎせず、後任は残業増加で「燃え尽き」に パーソル総研調査

月刊総務 編集部
最終更新日:
2024年11月28日
illustAC_23618949_20241128

パーソル総合研究所(東京都港区)は11月27日、「オフボーディング(欠員発生時の組織的取組)に関する定量調査」の結果を公表、5人に1人が退職や中長期休みの前に引き継ぎを行っていないことがわかった。

また、欠員が発生すると後任と上司の残業時間が長くなり、「バーンアウト(燃え尽き)」傾向が高くなる傾向があることが判明した。

「引き継ぎは説明だけ」、フィードバックまで実施する前任は半数以下に

退職や中長期休みの取得の際に、業務の引き継ぎを行わなかった前任は22.4%、業務の引き継ぎを行ってから退職や中長期休みを取っている前任は77.6%だった。

引き継ぎ実施の有無

また、退職や中長期休みで欠員発生のあったチームでは、後任と上司に共通して、残業時間が長く、バーンアウトする傾向が高くなったほか、後任の退職意向も高くなった。

続きは無料の会員登録後にお読みいただけます。

  • ・組織の強化・支援を推進する記事が読める
  • ・総務部門の実務に役立つ最新情報をメールでキャッチ
  • ・すぐに使える資料・書式をダウンロードして効率的に業務推進
  • ・ノウハウ習得・スキルアップが可能なeラーニングコンテンツの利用が可能に

※掲載されている情報は記事公開時点のものです。最新の情報と異なる場合があります。

著者プロフィール

g-soumu-editors-portrait-webp


月刊総務 編集部

パンデミック、働き方の変化、情報技術への対応など、今、総務部門には戦略的な視点が求められています。「月刊総務オンライン」は、そんな総務部門の方々に向けて、実務情報や組織運営に役立つ情報の提供を中心にさまざまなサービスを展開するプラットフォームです。


関連記事

  • 何となくで選んでない? 実は重要なオフィスの「照明」。空間に合った明るさや色味が与える効果 PR
  • 「交通事故ゼロ」を目指して 社員の安全運転意識の向上や事故リスクの低減に取り組む企業を表彰 PR
  • エンゲージメントを高めるオフィスの条件とは? 事例から学ぶトレンドを押さえた空間づくり PR

特別企画、サービス