カゴメ、環境性能と利用者のウェルネスに配慮したオフィスビルがCASBEE認定最高ランク取得
月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2024年01月17日
カゴメ(愛知県名古屋市)が1月16日、本社ビルが建物の環境性能と利用者のウェルネスに配慮したオフィスとして認められ、「CASBEE - スマートウェルネスオフィス評価認証」の最高位であるSランク評価を取得したことを発表した。
環境性能に加えてワーカーの知的生産性向上に資する要因なども評価
「CASBEE(R)- ウェルネスオフィス」とは、建物利用者の健康性、快適性の維持・増進を支援する建物の仕様、性能、取り組みを評価する制度。さらに、オフィスで働く人の知的生産性の向上に資する要因や、安心・安全に関する性能についての評価項目も定められている。
「CASBEE」は、建築物などの環境性能を、さまざまな視点から総合的に評価するためのツールで、国土交通省の支援の下に開発。国内のオフィスビルを対象に、一般社団法人日本サステナブル建築協会(JSBC、東京都千代田区)が実施している。
「カゴメビル」は2021年、建築物の環境に配慮した取り組みを評価する「CASBEE名古屋」で最高位のSランクを取得した。名古屋市では条例に基づき、一定規模以上の建築物の新築・増築に対して届け出を義務化している。名古屋市のほか、大阪市や横浜市、京都府など一部の自治体が導入しており、評価内容は地域の実態が反映されたものになっている。
カゴメビルの6階以上はテナントフロアだが、国土交通省のウェブサイトには、環境認証を取得したオフィスビルは、未取得オフィスビルと比較して、新規成約賃料が4.4%程度高いとの分析結果が示されている。
健康性や快適性、運営管理など最高位として評価された点
今回の評価は、「CASBEE - ウェルネオフィス」評価認証においても最高位のSランクを取得したことによるものだ。カゴメビルが評価を受けた点は以下の通り。
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