新入社員がメンターを務め経営層のDX課題を1.5時間で解決 NECのリバースメンタリング研修
月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2024年07月16日
ライフイズテック(東京都港区)は7月12日、DX課題解決をテーマにした同社のリバースメンタリング研修を、日本電気(東京都港区、NEC)が採用したことを発表。新入社員が講師となり、経営層やマネジメント層に向けたDX研修を実施したことを明らかにした。
リバースメンタリングで得られる新入社員・マネジメント層のメリット
社内全世代におけるDXの実現、Z世代に対する信頼感や期待感の醸成(権限委譲)、フラットなコミュニケーション・共助の重要性への理解を深めることが目的。
若手社員がメンターとなり、メンティーである先輩社員に助言を行う教育支援制度「リバースメンタリング」を通じて、新入社員であっても自身の強みや学びを生かし、創造性を発揮できたという成功体験を積むことができる。また、経営層・マネジメント層は、Z世代のリバースメンターとの共創体験により、デジタルならではのスピード感を実感、創造性の発揮を支援し共助する文化の醸成につながる、としている。
新人とエグゼクティブのDX研修を組み合わせて実施
同社のDXレディネス研修シリーズは、DX推進を加速するために必要な役割を定義。対象別に必要となるデジタルスキルの習得やマインド醸成ができる仕組みになっている。今回NEC向けに組まれた研修プログラムは以下の通り。
リバースメンタリング研修(「DXレディネス研修(Executive)」)
NEC役員など35人が参加。新入社員35人が講師(リバースメンター)となり、役員が抱える問題の中から、課題の発見・設定、課題解決の構想、ノーコードアプリツールを活用したモバイルアプリケーションの実装までを1.5時間で実施。
リバースメンター育成プログラム
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