酒気帯び勤務、検査記録ねつ造などでスカイマークに業務改善勧告 報告遅延も指摘

月刊総務 編集部
最終更新日:
2023年02月08日
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国土交通省は2月7日、法定のアルコール検査を実施せずに整備従事者が業務を実施したことなどに対し、スカイマーク(東京都大田区)に対して、業務改善勧告を行った。

社内規程の違反 法定アルコール検査記録をねつ造、業務では不適切な整備記録作成

事案は2022年12月25日に発生。当該の整備従事者は出張中で、前日に飲酒。出社前のアルコール検査で、自分が酒気帯び状態であることを認識した上で、出社後のアルコール検査に臨んでいる。すなわち、本来は出社してはならないことを知りながら出社して、業務に従事していた。

また、同社の確認主任者である整備士が、社内規程で実施を義務付けられている、運行前整備作業開始前の法定アルコール検査を実施しないまま、不正に合格として整備業務に就いていた。

同社がこれらを2023年1月12日に国土交通省航空局へ報告したところ再報告を求められ、社内調査によってさらに以下の事実が発覚した。

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