サステナビリティ経営に向けた動き、数値目標化は進むが人的資本経営には課題も JMAC調査

月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2024年02月07日

日本能率協会コンサルティング(JMAC、東京都港区)は2月5日、日本能率協会マネジメントセンター(東京都中央区)、日本能率協会総合研究所(東京都港区)、ジェーエムエーシステムズ(東京都港区)と合同で、「サステナビリティ経営課題実態調査」を実施し、結果の速報を発表した。2022年に続き第2回となる今回の調査では、マテリアリティの特定や数値目標の設定が進むなど、サステナビリティ経営の当たり前水準が明確化してきているという。

サステナビリティ経営、目指す姿を数値目標化するのが「当たり前」に

サステナビリティ経営目標のうち、数値目標を設定している割合が50%から100%の企業が41.3%となり前回より約1割増えた。数値目標を50%以上設定している割合は、東証プライム企業では52.6%で過半数を超えたが、スタンダード・グロースでは4分の1にとどまっている。

※画像クリックで拡大

また、サステナビリティに関する自社の数値目標が会社の目指す状態を適切に現わしていると思うかについては、全体の59.4%が肯定的(「そう思う」+「ややそう思う」の合計)となった。

※掲載されている情報は記事公開時点のものです。最新の情報と異なる場合があります。

続きは無料の会員登録後にお読みいただけます。

  • ・組織の強化・支援を推進する記事が読める
  • ・総務部門の実務に役立つ最新情報をメールでキャッチ
  • ・すぐに使える資料・書式をダウンロードして効率的に業務推進
  • ・ノウハウ習得・スキルアップが可能なeラーニングコンテンツの利用が可能に

プロフィール


月刊総務オンライン編集部

「月刊総務オンライン」では、総務部門の方々に向けて、実務情報や組織運営に役立つニュース、コラムなどを平日毎日発信しています。また、「総務のマニュアル」「総務の引き出し」といった有料記事や本誌『月刊総務』のデジタル版「月刊総務デジタルマガジン」が読み放題のサービス「月刊総務プレミアム」を提供しています。


特別企画、サービス