使用済み制服や廃棄野菜をアップサイクル、販促やクラファンに 企業ができるサステナブル事例4つ
月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2023年12月21日

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オンワードコーポレートデザイン(東京都千代田区)が12月20日、サステナブルへの関心の高まりを背景に、アップサイクル企画に関する問い合わせが増えていることを明らかにし、2023年に取り組んだ事例を発表した。
廃棄物に付加価値を加えて別の新しい製品に、SDGs達成にもつながる取り組み
アップサイクルとは、本来であれば廃棄されるはずのものに付加価値を加え、別の新しい製品にアップグレードして生まれ変わらせる、持続可能なモノづくりを推進する取り組みだ。
同社は、サステナブル素材を用いた企画提案や環境・社会に配慮した販促企画などに携わっている。2023年は「ただアップサイクルするだけではなく、そこにストーリー性や体験という価値が介在する取り組みが目立った1年だった」という。
使用済み制服を時計にした東横イン、廃棄野菜をクレヨンに変え、園児にプレゼントするクラファンを実施した富国生命など
2023年に同社が製作および他企業と協業して行った、主なアップサイクル事例は以下の通り。
「ホテルの顔」使用済み制服を、再リサイクルできる壁掛け時計へ
株式会社東横イン(東京都大田区)は、ホテルの「顔」として親しまれた制服の繊維を90%以上使用して、時計にアップサイクル。古くなったら時計を再び粉砕し、成型し直すことで再リサイクルが可能。

歯ブラシやくしをアップサイクル 累計で12.6トンを歯ブラシケースや朝食用トレイへ
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