間接業務の全社統合で経営強化へ 三菱電機、DXも見据えたシェアードサービス新会社設立

月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2025年12月09日
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三菱電機(東京都千代田区)は12月8日、グループ内の間接業務を一元化するシェアードサービスを提供する新会社を、2026年4月1日付で設立すると発表した。グループ各社に共通する間接業務を集約することで業務改善を促進し、グループの経営体質の強靭きょうじん化をはかる考えだ。

現行の一部業務のシェアードサービス事業を拡大

シェアードサービスとは、グループ会社で共通する人事・総務・経理・財務・調達などのサポート業務(間接業務)を集約し、一元的に行うことで業務を効率化するマネジメント手法のこと。グループ全社の間接業務を請け負う部門を設置したり、子会社を社内に設立したりするケースもある。

同社は現在、各部門・拠点やグループ各社に分散する間接業務のうち、経理・財務領域については、100%子会社であるメルフィス(東京都千代田区)がシェアードサービス事業を展開している。

新会社を設立することで、2026年度より、間接業務の他の領域についても業務やシステム・制度の標準化を段階的に進め、こうした業務領域における専門人材やノウハウを集約し、グループ内で最適に展開していく仕組みづくりを目指す。

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