デスクワーカー、仕事の合間に毎日15分の運動でメンタルが2割以上改善 アシックスの調査

月刊総務 編集部
最終更新日:
2024年10月01日
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アシックス(神戸市中央区)は9月30日、日本を含む世界16か国の人々の日常的なデスクワークとメンタルヘルスの関係性について調査したと発表した。

調査結果からは、1週間、毎日仕事の合間に約15分だけ身体を動かすと、心の状態が平均で22.5%改善したことがわかった。

身体を動かさない1週目と身体を動かした2週目の変化を比較

調査は2024年7月15日から7月26日にかけて実施された。対象は、日本や米国など計16か国の80人の18歳以上の健康的な男女。

1週目は通常の業務を行い、身体を動かすデスクブレイクは取らず、運動習慣も制限した。2週目は通常の業務を行いつつ、毎日約15分の身体を動かすデスクブレイクを行った。

検証では、1週目と2週目の心の状態スコア、知覚ストレス、生産性、集中力といった主観的測定値とストレススコア、歩数、心拍変動といった客観的測定値を参加者から収集し、それぞれの変化を比較した。

心の状態スコアは、「冷静さ」、「回復力」、「ポジティブさ」、「充実感」、「リラックス」、「自信」、「鋭敏さ」、「穏やかさ」、「集中度」、「エネルギッシュさ」といった10の認知的および感情的特性を独自の方法でそれぞれ点数化したもの。

心の状態スコアは点数が高いほどポジティブな精神状態を示していることになるという。

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