全社員に手帳型経営計画書を配布し理念浸透 株式会社武蔵野が国際規格「ISO 30414」認証
月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2025年12月24日
アクセスランキング
武蔵野(東京都小金井市)は12月23日、人的資本に関する情報開示の国際規格「ISO 30414」の認証を取得したと発表した。これにより、同社が進めてきた独自の人的資本経営の透明性および実効性が国際基準で証明された形となる。
「ISO 30414」認証 理念の浸透から人材育成、多様性の推進などが評価
ISO 30414は、人的資本に関する情報開示のガイドラインを定めた国際規格だ。組織文化や生産性、多様性、人材育成など11項目で構成されており、「人的資本の価値を客観的に測定・開示すること」が求められる。
同社の認証審査を行ったHCプロデュース(東京都千代田)は、主な取り組みとして以下の4点を評価している。
理念の浸透と実行力
経営会議で決まった方針が、全社員が持つ「手帳型経営計画書」や環境整備を通じて行動に落とし込まれている。
高い定着率とエンゲージメント
高い従業員定着率(89.9%)やエンゲージメントスコア(68点)(全国平均56点)を達成している。
戦略的な人材育成
※掲載されている情報は記事公開時点のものです。最新の情報と異なる場合があります。