難燃性と冷感を両立したインナーを今治造船などが開発 「酷暑」の労働環境を変える動きが拡大
月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2026年06月16日
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今治造船(愛媛県今治市)、倉敷紡績(以下クラボウ、大阪市中央区)、リベルタ(東京都渋谷区)、ハイドサイン(東京都中央区)の4社は6月11日、難燃性能と冷感機能を両立させた「難燃×冷感プリントインナーウェア」を共同開発すると発表した。
溶接時の火花が飛び交う「火気作業」と、夏場の「酷暑環境」が同時に存在する造船現場の二重リスクに対応するもので、作業者の安全性と快適性を同時に高める狙いがある。
共同開発プロジェクト開始の背景
今回のプロジェクトは、各社の専門技術を組み合わせ、「難燃性」と「酷暑対策」の両立を実現することを目指すものである。
造船現場は、溶接で生じる火花が飛び散る上、夏場の高温化も進む過酷な環境にある。こうした中で、作業者の安全性と快適性をどう高めるかが重要なテーマとなっているという。
近年、火気作業を伴う現場では、燃え広がりにくい難燃素材の作業服の導入が進む一方、内側に着るインナーウェアには課題が残っていた。主流のポリエステル素材は熱で溶けるおそれがあり、綿素材は着火すると燃え広がりやすく、難燃素材のインナーは安全性に優れるものの、汗や熱がこもりやすい。
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