宅配便の再配達でCO2が約14%増 佐川急便、カーボンフットプリントを算定 伝票に表示
月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2025年02月13日

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佐川急便(京都府京都市)は2月12日、環境負荷低減の取り組み加速と利用者への認知拡大を目的に、同社が提供する宅配サービスメニュー「飛脚宅配便」1個当たりのカーボンフットプリント(CFP)を算定し公表した。
個人向け宅配で発生するCO2は荷物1個当たり1.25キロ
算定の結果、飛脚宅配便のライフサイクル全体を通じたCFPは、1個当たり1.25kg-CO2e(個人向け荷物)となった。
環境省によると、「二酸化炭素(CO2)1キログラム削減」は、
- レジ袋を約30回断ることによる削減量
- マイボトルで約13回プラスチック製コップを断ることによる削減量
などに相当する。
なお、1世帯当たりのCO2排出量は3811キログラム、国民1人当たりのCO2排出量は1838キログラム(いずれも2022年度の数値)となっている。

CFP算定結果を伝票に表示、「エコな選択肢」を利用者に訴え
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