イトーキが全社で「AI経営」へ転換 拠点再編や稼働率向上を自動化する新エージェント発表
月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2026年02月24日
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イトーキ(東京都中央区)は2月20日、全社的な「AI経営」への事業転換と、新ソリューション「ITOKI OFFICE AI AGENTS」を年内から順次提供開始すると発表した。顧客企業が自らオフィス投資の判断と働き方の継続的な最適化を実行できる仕組みを提供する。
データ量は1.7万倍へ 人手での分析を「過去のもの」にする背景
同社の発表によると、働き方の多様化に伴い、オフィスは「作って終わり」の場所から、運用面での継続的な最適化が求められる経営資源へと変化している。これに伴い、座席の稼働率やネットワークトラフィックなど、オフィスや経営に関して活用すべきデータが急増。同社におけるデータ量は、データ活用以前と比較して1.7万倍、複雑さは最大2.7億倍程度に達しているという。
こうした膨大なデータを人手に依存して分析・意思決定する体制では、投資対効果(ROI)の最大化が困難であると同社は指摘。解決策として、160社超のオフィス構築・運用実績と、年間約3万枚の設計データなどを基盤としたAIソリューションの開発に至ったとしている。
「カラ予約」の自動解放から拠点再編のシミュレーションまで 総務の常識を覆す3つのAI
新たに開発された「ITOKI OFFICE AI AGENTS」は、以下の3つのAIで構成され、企業の課題に応じて個別の導入も可能となっている。
Facility Portfolio AI(ファシリティポートフォリオAI)
Wi-Fiデータや会議システム、スケジュール情報などを統合し、100拠点規模に及ぶ複数拠点の利用実態を分析するAIエージェント。拠点の集約・分散など拠点再編をシミュレーションし、最適な面積、席数、コスト構造を具体的な数値とともに提示する。
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