センコー、タイミーとスポットワーカー活用の物流センター実証実験 労働力の移動目指す

月刊総務 編集部
最終更新日:
2024年06月13日
ogp20240613mo_1

物流企業のセンコー(大阪市北区)とスポットワークのマッチングサービスを提供するタイミー(東京都港区)は6月12日、物流センター運営に向けた実証実験を行うことに合意したと発表した。6月よりセンコーの印西・浦和エリアにある物流センターで、スポットワーカー活用を前提とした物流センター運営に着手する。

標準化をはかり、学生、主婦・主夫、シニアそれぞれの都合ですぐ働けて、働きやすい物流拠点に

今回実証実験を行うセンコーの物流センターでは、DX化の推進やロボティクス技術などによる標準化をはかり、煩雑な物流センターでの労働環境を整える。その上でタイミーのスキマバイトサービスでマッチングされた幅広い層のスポットワーカーを中心に、物流センター運営を行っていく。

物流センターではDX化の推進やロボティクスなどによる省人化・自動化を進めているが、「物流の2024年問題」による人手不足は深刻な問題だ。政府も物流革新と賃上げに向けた取り組みとして、若年層や女性などの多様な人材の活用・育成が重点項目として位置付けている。

タイミーでは、コロナ禍以降、物流業界の専門チームを立ち上げ導入事業者の業界転換をはかり、物流業界への専門性を高めてきた。同社のデータでは、タイミーを通じ、初めて物流企業で働いた業界未経験者の7割以上が半年以内に再度物流業界で働いており、その過半数は、半年以内に5回以上物流企業で働いていることが明らかになっている。

続きは無料の会員登録後にお読みいただけます。

  • ・組織の強化・支援を推進する記事が読める
  • ・総務部門の実務に役立つ最新情報をメールでキャッチ
  • ・すぐに使える資料・書式をダウンロードして効率的に業務推進
  • ・ノウハウ習得・スキルアップが可能なeラーニングコンテンツの利用が可能に

※掲載されている情報は記事公開時点のものです。最新の情報と異なる場合があります。

著者プロフィール

g-soumu-editors-portrait-webp


月刊総務 編集部

パンデミック、働き方の変化、情報技術への対応など、今、総務部門には戦略的な視点が求められています。「月刊総務オンライン」は、そんな総務部門の方々に向けて、実務情報や組織運営に役立つ情報の提供を中心にさまざまなサービスを展開するプラットフォームです。


関連記事

  • 何となくで選んでない? 実は重要なオフィスの「照明」。空間に合った明るさや色味が与える効果 PR
  • 「交通事故ゼロ」を目指して 社員の安全運転意識の向上や事故リスクの低減に取り組む企業を表彰 PR
  • エンゲージメントを高めるオフィスの条件とは? 事例から学ぶトレンドを押さえた空間づくり PR

特別企画、サービス