イトーキが工場のオフィスエリア刷新 現場で「休む・話す・切り替える」ための空間づくりを実践

月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2025年09月12日
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イトーキ(東京都中央区)は9月11日、関東工場(千葉県千葉市)のオフィスエリアを全面リニューアルしたことを発表した。

同社は「休む・話す・切り替える」ための場づくりは、目に見えにくい「安全性への投資」であると説明。従業員が気分や業務内容に応じて働く場所を選べるよう、グループアドレス席やラボ、集中席、コラボエリアなど、多様なスペースで構成。製造現場でも柔軟な働き方の実現を可能にする工夫を取り入れた。

空間デザインで製造現場の課題解決に取り組む

今回のリニューアルは、製造現場が抱える「人材不足」「安全性の確保」「生産性とイノベーションの両立」といった共通課題に対し、空間のデザインで現場からアプローチする実践的な解決策だとしている。

集中とリラックスの切り替えで安全性を確保

製造拠点では、作業中の安全確保に加え、心身ともに健康に働き続けられる「心の安全・身体の安全」も重要なテーマであるという観点から、環境づくりに力を入れた。

静かな環境で作業できる集中席や、靴を脱いでリラックスできるミーティングスペース、業務の合間にリフレッシュできるカフェなどを整備。業務内容や気分に応じて、集中とリラックスを自然に切り替えられる環境は、作業効率の向上だけでなく、心身の安定や働くモチベーションの維持にもつながるとしている。

直線的動線の旧オフィスから一新、新オフィスは多様なスペースで構成
直線的動線の旧オフィスから一新、新オフィスは多様なスペースで構成(※画像クリックで拡大)

グループアドレス制と動線設計で生産性向上をはかる

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