「中途採用の選考辞退」が増加、面接前の辞退が6割 企業の工夫は? エン・ジャパン調査

月刊総務 編集部
最終更新日:
2024年08月07日
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エン・ジャパン(東京都新宿区)は8月6日、「中途採用の選考辞退」についてのアンケート調査を実施し結果概要を公表した。調査対象は、直近1年以内に中途採用を実施した企業293社。

「選考辞退」経験85% 大企業の過半数が「増加した」と回答

選考辞退の発生有無を聞いたところ、85%が「あった」と回答。同社が2018年に行った調査結果と同程度だが、以前と比べて、辞退の発生数に変化はあったか尋ねると、45%の企業が「増えた」と答えた。特に、従業員規模が1000人以上の企業が56%と最も高かった。

「以前と比べて、辞退の発生数に変化はありますか? 」(従業員規模別)
「以前と比べて、辞退の発生数に変化はありますか? 」(従業員規模別)

辞退のタイミングは面接前が最多 「ドタキャン」の8割以上はすっぽかし

選考辞退が発生したタイミングは、「書類選考通過者による『面接前の辞退』」が60%で最多となり、6ポイント増加した(前回調査比)。また、「面接過程の応募者による『選考中の辞退』」は58%で、8ポイント増加した(同)。

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