「失敗は10万円の素」健康管理業務でのリアルな「やっちゃった」体験 受賞作とアドバイスを公開
月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2023年12月11日

アクセスランキング
法人向け健康管理ソリューションサービスを提供するiCARE(東京都渋谷区)は12月8日、人事部を対象に募集した「健康管理業務のやっちゃった体験談」の受賞エピソードを発表した。現場で起きているリアルな失敗談を共有することで、健康管理業務における注意喚起と品質向上を促すのが狙い。受賞作には事務局による改善案が添えられている。
PDF管理・メール送信時のミスなど、職種を問わずやりがちな失敗談が集まる
同賞は、「やらかし具合」に応じて、「かなりやっちゃったで賞」「わりとやっちゃったで賞」「すこしやっちゃったで賞」が与えられる。
「かなりやっちゃったで賞」を受賞したのは、「難易度は「〇ォーリーを探せ」以上!? 消えた健診結果」というエピソード。
社員約2500人分の健診結果PDFデータが、スキャン保存先のメモリー不足が原因で途中から取り込まれていないことに気付く。どこからスキャンできていないか探るも、相手は膨大なデータ量。結局、再度取り込みするという気の遠くなるような作業をこなした。取り込み損なったデータに限って、事後面談などの対応で必要になる、というあるあるエピソードも紹介されている。
紙の結果を破棄していた場合は、個人票保管の法令違反になることもある。事務局は、人力でのスキャンとPDF化は、一見デジタル化のように見えるが、アナログ管理のままの典型と指摘。従業員カルテとひも付く形でデータ化できるようなデジタル化をアドバイスした。
そのほか、以下のようなエピソードが受賞した。
※掲載されている情報は記事公開時点のものです。最新の情報と異なる場合があります。