男性の育休日数、パートナーから「短すぎ」の声 「育児退職」は検討含め、男女4割が経験あり

月刊総務 編集部
最終更新日:
2024年05月20日
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マイナビ(東京都千代田区)は5月17日、育休の実態や男女の意識差に関する調査結果を発表した。育休経験のある男性の約4割が「育児退職」を経験・検討したこと、男女いずれも自身の育休取得日数について、「理想には2か月足りない」と考えていることなどが明らかになった。

「育児退職」男性の4割が検討や経験あり

子供がいる女性のうち、育児との兼ね合いで退職する、いわゆる「育児退職」を経験した人は約2割。「育児退職」を検討したことがある人(24.3%)と合わせて、4割強が育児を理由に退職を経験・検討したことがあるとわかった。

育休経験のある男性でも39.5%と4割弱が退職を経験・検討しており、男女問わず、育児と仕事の両立の難しさがうかがえる結果となった。

マイナビ転職「育休に対する男女の意識差と実態調査(2024)
マイナビ転職「育休に対する男女の意識差と実態調査(2024)(※画像クリックで拡大)

企業の規模別で見ると、「大手企業・育休経験あり男性」は「育児退職」を経験・検討した割合が約3割だが、育休経験のある女性と中小企業の男性では育児退職の経験・検討経験が5割近くと高くなっている。

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