東京都、中小企業の脱炭素化をトータルに伴走支援 省エネの無料相談・診断から受け付け
月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2025年04月03日

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東京都と東京都中小企業振興公社は4月1日、中小企業のゼロエミッション実現に向けて、相談窓口の設置や省エネ診断、ハンズオン支援の募集を開始すると発表した。
相談から診断、伴走まで、中小企業の脱炭素化をトータルで支援
ゼロエミッションとは、産業活動などから発生する廃棄物や排出物を可能な限りゼロに近づけることを目指す概念を指す言葉で、都では、脱炭素化などの普及啓発から経営戦略の策定、実行支援までを支援している。今回の取り組みは、「ゼロエミッション実現に向けた経営推進支援事業」の枠組みとして実施するもの。
1コマ45分の無料相談窓口を設置
相談窓口では、省エネや太陽光などに詳しい専門家が事業者のゼロエミッションに関するさまざまな相談を無料で受け付ける。1コマ45分の予約制で、対面・オンライン・電話・メールから選択できる。取り扱うテーマは、曜日ごとに変わる。
- 木曜日:製品開発・販路開拓・産業廃棄物削減
- 金曜日:省エネルギー・再生可能エネルギー
- 第2火曜・第3金曜日:エネルギー全般(各専門分野による)
- 第3月曜日:DX・生産性向上・ISO関連

専門家が企業訪問し、省エネの現状を診断
「光熱費削減したいが何から始めてよいかわからない」という事業者に対しては、準備支援として「省エネ診断」を実施する。
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