体調より仕事を優先する昭和文化に20歳代の半数が共感 職場での「昭和あるある」に関する調査
月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2024年12月10日
パーソルキャリア(東京都千代田区)の調査機関「Job総研」は12月9日、20歳代から50歳代までの匿名社会人男女を対象に、社会人生活で経験した「本当にあった怖い時代」のエピソードを募集し、総投稿数400件の結果を基に世代間のギャップを明らかにした。
調査では、30歳代〜50歳代が経験した「昭和あるある」に対する、その時代を知らない20歳代の価値観や意見をまとめた。
「体調を崩すのは気合いが足りないから」など、昭和のパワハラエピソード続々
30歳代〜50歳代(N=42人)に対し、社会人生活での「本当にあった怖い時代」の経験の有無を聞いたところ、88%が「ある」と回答した。
具体的なエピソードとしては、以下のような投稿が寄せられた。
- 体調を崩し2日休んだら、気合いが足りないと叱責され、始末書を書かされた
- 新人は定時より30分以上前に着いておき、朝早く来て机を拭いたりするのが当たり前だった
- 女性がお茶くみする会社にいた。誰が何を飲むか、砂糖がいくつ必要かは当たり前に覚える文化だった
- 24時間寝かさない新人研修に参加したことがある
- 風邪は土日に引くように!と社内規則に書いてある会社にいた
このうち、「体調不良が評価に影響する」経験談に関連して、20歳(N=85人)に、体調不良時の対応について尋ねた。その結果、「評価優先で働く」(51.0%)と「体調優先で休む」(49.0%)で意見が割れた。
評価優先派、体調優先派のそれぞれの意見は以下の通り。
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