ロンドンで環境とウェルビーイングを重視したオフィス開発 三菱地所の大規模プロジェクト
月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2025年04月24日

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三菱地所(東京都千代田区)は4月23日、英国ロンドン市内で大規模オフィス事業となる「72アッパーグランド」と「1ビクトリアストリート」のプロジェクトを本格始動させたと発表した。
環境に配慮した72アッパーグランドは2029年
先進的な設計で使用鉄骨量削減の72アッパーグランド、CO2排出量減にも貢献
72アッパーグランドは、三菱地所が旧ITV本社・スタジオビル(1972年竣工)を2019年に取得し、計画検討を進め、2025年1月から既存建物の解体工事に着手した。総事業費は約1600億円。

英国ではオフィスビルの環境性能が非常に重視されており、72アッパーグランドは先進的な設計で使用鉄骨量削減を実現、建設時のCO2排出量減に寄与する。
また、環境性能に優れたガラスファサードの採用といった省エネ化、ビル全体で再生可能エネルギーの使用で、稼働中のエネルギー効率にも寄与することで、「BREEAM Outstanding」などの環境認証で最高評価を取得予定だ。
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