ネクシーズ、全国勤務か地域限定勤務を選べる制度を導入 毎年見直し、全国の場合は給与アップ

月刊総務 編集部
最終更新日:
2024年06月27日
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NEXYZ.Group(ネクシーズ/東京都渋谷区)は7月1日、全員活躍組織への改革の一環として、新人事制度「ワークエリア選択制度」を導入する。同制度では、全国規模の転勤がある「全国エリア勤務」と、転勤の辞令がない「地域エリア勤務」から選択できる。

1年1回見直し機会を設定、ライフステージに応じた変更も可能

「全国エリア勤務」は、いわゆる通常の勤務制度で、全国グループ内における転勤・転籍を了承し、選択した場合には「全国エリア給」が支給される。「地域エリア勤務」は、特定のエリアを限定し勤務する職。転勤の辞令がないため、自分の家族や大切にしているライフワークを重視した働き方が実現できる。

今回導入する選択制度では、1年1回見直し(変更)の機会が提供され、社員は家族構成の変化や地元へのUターンなど、多様化するライフプランに柔軟に対応できるようになる。

同社グループはこれまで、「挑戦がルール」という行動指針の下、全社員に対し、ステージとチャンスが等しくある「全員総合職」体制を採用していた。一方で、社員のライフステージの変化を背景に、これまでとは違った働き方を選べる仕組みや制度が求められていた。

今後は、同制度を活用し全社員が活躍できる環境を整備するとともに、社員一人ひとりが企業の枠を超えて、社会の一員として積極的に参加するダイバーシティの実現を目指す。

どこでも勤務や転勤可否の選択など、新転勤制度を導入する動き広がる

現在、社員の自由な働き方を尊重し、転勤制度を見直す企業が出始めている。

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