年末調整もAIで支援、小規模ビジネスのバックオフィス業務の自動化へ フリーがベータ版提供開始
月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2025年05月16日

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フリー(東京都品川区)は5月14日、AIエージェント「freee AI(β版)」などAIを活用した各種サービスのクローズドβ版の提供を開始したと発表した。
同社は「スモールビジネスを、世界の主役に」をミッションに掲げており、小規模事業者の業務プロセスの自動化を推進していきたい考えだ。
「統合」を軸にプロダクトを開発 スモールビジネスの経営課題を解決へ
フリーはこれまで、会計・人事労務・販売管理など、スモールビジネスに必要なプロダクトを展開してきた。その中で、データや機能の「統合」を重視した設計・開発を行っている。
同社によると、スモールビジネスにおいては異なるバックオフィスツールの利用により、業務・データ・コミュニケーションの「分断」が生じることが、経営課題となっているという。

この課題を解消するため、フリーは業務の分断を解決する「Work flow」、コミュニケーションの分断に対応する「Communication flow」、データの分断をつなぐ「Data flow」の3要素から成る「統合flow」というコンセプトを提唱している。
「AI」と「統合flow」を掛け合わせ より広範な自動化を実現
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