「働き方DX応援投票・表彰」発表 防災DXや社員の幸福度追求など、先進事例9つが受賞

月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2025年11月12日
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日本テレワーク協会(東京都千代田区)は11月11日、「働き方DX応援投票・表彰」受賞9事例を発表した。DXで成果を出した企業の事例を一般投票とパネル投票で審査し、合算532票を獲得した大分県日田市と富士フイルムシステムサービス(東京都新宿区)の事例が「オーディエンス・チャンピオン賞」として表彰された。

一般投票で「巻き込む力」を、パネル投票で「社会的な価値は何か?」を審査

日本テレワーク協会は今回の表彰の背景として、日本の働き方を継続的にアップデートするための「価値創造サイクル」の普及が狙いと明かす。「価値創造サイクル」については以下の通り。

  1. 【調査】現状と課題を知る:「働きがい働きやすさアンケート」で全国のリアルな状況を把握。
  2. 【事例】成功の知恵を学ぶ:先進企業のDX成功事例を「働き方DX事例集」で共有。
  3. 【研修】次の一歩を踏み出す:国の基準や先進事例から学び、自社のアクションプランを策定。
  4. 【表彰】称賛し、希望を広げる:本表彰で優れた取り組みを社会に広める。

また、投票は次の形式で行われた。

  • 一般投票「熱量の評価」

    従業員、顧客、地域住民など、その取り組みにかかわる人々の「心を動かしたか?」をはかる共感の指標。DX推進の原動力となる「巻き込む力」を定義。

  • パネル投票「客観評価」

    各社と利害関係のない、多様なバックグラウンドを持つ調査会社のパネラー1067人が、その取り組みの「社会的な価値は何か?」を冷静に比較・吟味した評価。

さらに、これらの声を最大限尊重しつつ、多様な価値を称えるため、「受賞階層ルール」という厳格な基準を適用したという。投票結果に基づく「最多得票数賞」を決定し、次にパネル投票上位の中から各賞を選定、最後に委員会審査による「特別賞」を加えることで、多角的で納得感のある選考を目指したとしている。

防災DXや社員の幸福度追求など、先進事例9つを表彰

投票と審査の結果、各賞は以下の通りとなった。

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