伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)が嘱託社員制度を刷新 正社員と同水準のジョブ型を採用
月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2024年03月01日
伊藤忠テクノソリューションズ(CTC、東京都港区)は2024年4月から、嘱託社員のさらなる活躍を目的に、定年後の再雇用制度を「嘱託再雇用制度」として刷新する。正社員同様の役割を設定するとともに、報酬水準を引き上げ、社員のモチベーション向上と企業としての人材力の強化をはかる。
正社員と同基準のジョブ型制度採用 中途採用にも適用、人的資本強化をはかる
今回の嘱託再雇用制度では、多様な人材が活躍できるよう、期待される役割に応じた以下の3コースを設定する。
- 高度専門職コース(スペシャリスト職相当):高い専門性を生かし会社に貢献する
- 専任職コース(実務担当者レベル):中堅層として能力を発揮する
- 専属職コース(限定的・定型的業務):これまでよりも業務量や負荷を軽減する
役割設定は、正社員と同水準で設定する。たとえば、高度専門職コースでは、特定の仕事を遂行できる人材を配置し、職務や役割で評価する「ジョブ型制度」の要素を取り入れ、正社員スペシャリスト職と同基準で役割の大きさを定量化し等級を決める。
コースごとに働き方を設定、メリハリのある評価制度で働く意欲を向上
また、同制度ではコースごとに勤務体制や働き方が異なり、転勤や出向の有無や週4日勤務の可否など、働き方を柔軟に選択できるのが特徴だ。定年前の部署や業務継続、得意分野や業務経験をより生かせる組織や役割への異動が実現できる。
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