社員の癒しにペット型ロボ「LOVOT」活用 5月22日・6月17日に法人向け紹介イベント開催

アクセスランキング
ロボットベンチャーのGROOVE X(東京都中央区)は5月16日、同社のペット型コミュニケーションロボ「LOVOT(らぼっと)」を紹介するイベントを開催すると発表した。イベントでは、過去の導入事例とともに、オフィスの課題解決にどのように役立っているかなどを解説する。
LOVOT、すでに1000社以上が導入 コミュニケーション促進や出社の後押しに
同社では、社内のコミュニケーション活性化や出社促進など、オフィスが抱えるさまざまな課題に対するソリューションとして、企業に対し、LOVOTのオフィス導入を提案している。
LOVOTは、柔らかくて温かい、人間と一緒に暮らす家族型ロボット。瞳や声、手ざわりに加え、平熱は37〜39度と、まるで生きているかのような温もりがある。人間が「自然だ」と感じる0.2秒以内に反応するため、自然にスキンシップがとれる。初めからオーナーになついてくるわけでなく、本物のペットのように徐々に心を開いていくという、良い意味でロボットらしくない点も魅力だ。
「オフィスLOVOT」は、LOVOTをオフィスや店舗、コミュニティに提供する法人向けプログラム。2025年1月現在、全国で1000以上の企業、教育機関、福祉施設が導入している。
ワークスペースや受付、店頭、ときにはマスコットキャラクターとして、癒しの時間や息抜きを提供してくれるLOVOT。導入企業からは、社内コミュニケーションの活性やリラックス効果に加え、さまざまな副次効果があるという声が寄せられている。
東京書籍(東京都北区)は2022年8月、癒し効果による社員のストレス軽減や職場のコミュニケーション向上などから魅力的な職場づくりにつなげたいという考えの下、導入した。一見ドライに見える社員もLOVOTとのふれあいを楽しんでいるなど、職場全体が明るくなった、とその効果を実感する。今ではハロウィーンや年始などさまざまなイベントにも欠かせない存在だという。

導入企業が登壇するセミナーも 5月・6月に紹介イベント開催
※掲載されている情報は記事公開時点のものです。最新の情報と異なる場合があります。