そのマスクの付け方、本当に花粉の侵入を防げてますか? 鼻の下にズレると効果は8割も減少
月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2025年02月25日

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ユニ・チャーム(東京都港区)は2月21日、花粉の飛散量がピークを迎える時期に備えて、マスクのサイズや装着方法の違いが花粉・微小粒子の遮断効果に与える影響を検証し、その結果について発表した。
顔とマスクの間の隙間を減らすことで花粉の侵入を遮断
同社は自社製品である「超立体®マスク」「超快適®マスク」を用いた効果を検証した。マスク性能検査装置の中にマスクを装着した人頭模型を置き、塩化ナトリウムをボックス内に散布。模型の鼻や口に対する塩化ナトリウムの微粒子の透過量を測定した。マスクのサイズや装着方法で透過量を比較し、マスクの遮断効果を検証したとしている。

検証の結果、わかったことは以下の通り。
- 顔とマスクの間の隙間を減らすことで花粉の侵入を遮断する
- マスクのサイズが顔に合わず、顔とマスクの間に隙間ができると、遮断効果が約2割低下
- マスクが鼻の下にズレて、正しく装着できていないと、遮断効果は約7割から約8割低下
同社は今回の検証結果を生かし、隙間の少ないマスクの検討や開発を進めると同時に、マスクの正しい使用法についても啓発していくとしている。
公式サイト内で、マスクのサイズの選び方や装着方法を紹介
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