メルカリCEO設立の財団、女子中高生にSTEM領域の職場体験プログラム 理工系人材の育成へ
月刊総務 編集部
最終更新日:
2024年07月12日
1ヶ月のアクセスランキング
メルカリ(東京都港区)の山田進太郎CEOが設立した公益財団法人、山田進太郎D&I財団は7月11日、女子中高生がSTEM(理系)領域の職場を体験するプログラムの受け付けを始めた。
プログラムには三菱UFJフィナンシャル・グループや本田技研工業、LINEヤフーなど16の企業や研究機関が参加する。企業のオフィスツアーやSTEM領域で活躍する社会人女性と交流する場を設け、仕事への関心を高める。
オフィス・工場・研究所ツアーや、社会人女性との交流会を実施
プログラムは「Girls Meet STEM Career」と名付け、7月11日に企業・研究機関のツアーへの参加登録の受付を開始した。女子中高生が科学・技術・工学・数学といったSTEM領域で働く人や実際の現場に触れることで、将来の可能性を広げる機会を提供する。
対象は中学1年生から高校3年生までの女子で、性自認が女性である学生も含む。専用サイトからの申し込みが必要で、参加費は無料。全国の企業のオフィスツアーや、工場・研究所ツアーを実施するほか、ロールモデルとなる社会人女性との交流会などを対面・オンラインで実施する。
遅れるSTEM人材育成、プラットフォーム構築で機運を拡大
※掲載されている情報は記事公開時点のものです。最新の情報と異なる場合があります。