職場のエアコン問題「26℃設定」が3割、クールビズは小規模企業で進まず 帝国データバンク
月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2023年07月14日
帝国データバンク(東京都新宿区)は7月13日、夏の電力使用量の削減に関する企業アンケート結果を発表、有効回答1277社による、夏場の職場のエアコン温度の平均が26.2℃となったことを明らかにした。
夏場の節電対策では、企業規模にかかわらず6割以上が「こまめな消灯」を実践しているが、クールビズへの取り組みは企業の規模によって差が見られた。なお、休暇取得の推奨や稼働・営業時間の短縮といった「働き方を変えるような対応策」に着手している企業も2割弱見られた。
職場のエアコン温度問題、3割が「26℃」設定
職場で推奨する夏場の冷房温度は、「26℃」とする企業が30.7%と最も多かった。規模別、業界別、地域別に見ても大きな差は見られず、平均26℃程度に収まる傾向が見られた。回答企業全体の平均は26.2℃だった。
企業からは、「室温を27℃以上28℃未満に保つため、冷房の設定温度は26℃にしている」(金融)や「28℃設定で冷房効果が薄く労働の効率が悪いため、あえて25℃程度にしている」(専門商品小売)といった声が挙がっている。
電力量の削減策は? 「消灯」「設備の見直し」が上位、クールビズへの取り組みは企業規模で違い
自社での電力使用量の削減および電気料金値上げへの対応・検討策では、3分の2の企業が「こまめな消灯」に取り組んでいることが明らかになった。
こまめな消灯以外で電力を使わない主な取り組みでは、以下が上位に挙げられた。
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