「建設業の2024年問題」に向け人材確保・育成強化を強化 国交省・厚労省の予算概算要求
月刊総務 編集部
最終更新日:
2023年09月04日

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国土交通省と厚生労働省は、建設業の人材確保・育成に多角的に取り組むため、2024年度予算概算要求の概要を取りまとめ公表した。
今回の概算要求では、昨年に続き、以下の3分野においてこれまでの施策を拡充・継続する。
- 人材確保:建設業への入職や定着を促すため、建設業の魅力の向上やきめ細かな取り組みを実施
- 人材育成:若年技能者などを育成するための環境整備
- 魅力ある職場づくり:技能者の処遇を改善し、安心して働けるための環境整備
国交省は建設産業の健全な発展をはかる観点から調査や広報活動など、厚労省は建設労働者の確保や雇用の安定をはかる観点からハローワークでのマッチング支援や助成金などで連携する。
両省では引き続き、技能者の処遇改善や技能の研鑽を目指し推進する「建設キャリアアップシステム(CCUS)」の普及促進など、連携して建設業の人材の確保・育成と働き方改革に向けた取り組みを進めていくとしている。
両省の人材確保・育成に関する主な施策は以下の通り。
国交省:2024年問題への対応と将来の担い手確保を目指した、建設業の魅力向上のための調査、広報など
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