「退職代行」利用された企業は4社に1社、利用理由は「引き留められた」が4割で最多 民間調査
月刊総務 編集部
最終更新日:
2024年10月04日

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マイナビ(東京都千代田区)は10月3日、「退職代行サービスに関する調査レポート」の結果を公表した。それによると、約4社に1社が「退職代行を利用して退職した人がいた」と回答。また、退職代行を利用する理由としては「引き留められたから」が最も多かった。
退職代行の利用は年々増加傾向に 2024年上半期は23.2%
2024年1月から6月の間に退職代行サービスを利用して退職した人がいた企業の割合は23.2%だった。過去の退職代行利用者の実績を年度別で見ると、2021年は16.3%、2022年は19.5%、2023年は19.9%で、退職代行利用による退職者が年々増加傾向になっている。

業種別では、「金融・保険・コンサルティング」が31.4%で最も高く、「IT・通信・インターネット」が29.8%、「メーカー」25.4%と続いた。最も割合が低かった「医療・福祉・介護」(18.8%)と「金融・保険・コンサルティング」とは10ポイント以上の開きがあった。
退職代行サービスを利用した理由は、「退職を引き留められた(引き留められそうだ)から」の割合が40.7%で最も高かった。
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