出勤日数増で「通勤時のかくれ熱中症」にご注意 仕事中の集中力の低下などが隠れたサイン

月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2024年06月12日

第一三共ヘルスケア(東京都中央区)は6月11日、「通勤時の熱中症対策に関する意識調査」の結果を発表した。同社では重度の症状ではないものの、自覚をすることが難しい「通勤時かくれ熱中症」への注意を呼び掛け、暑さに体を慣らす「暑熱順化」に取り組むよう促している。

自分が熱中症になる危険性、半数が「感じていない」

同調査は、全国20歳~69歳の男女632人を対象に実施。自分自身が熱中症になる危険性をたずねたところ、54.4%が「感じていない(ほとんど感じていない+あまり感じていない)」と回答。

そのうち、実際に通勤時に熱中症になった(またはなりそうになった)自覚がある152人を対象に症状を確認したところ、一見対策を怠りがちなレベルでも、熱中症の一歩手前となるリスクがある症状を感じていることが明らかになった。

  • 不快だと感じるほどの症状(44.1%)
  • 集中力低下などの支障をきたす症状(42.8%)
  • 休憩を頻繁に取る必要がある症状(39.5%)
  • 身動きが取れないほどの症状(19.7%)
  • その他(19.7%)

同社では、軽症でも熱中症の一歩手前になるリスクがあることを自覚し、重症化させないための正しい対策を身に付ける必要があるとコメントしている。

通勤時、屋内外の寒暖差を不快に感じた人の8割以上が、仕事のパフォーマンスの低下を実感

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