事業継続計画(BCP)、企業の約2割が策定済み、大企業では4割に近づく 帝国データバンク調査
月刊総務 編集部
最終更新日:
2024年06月26日
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帝国データバンクは6月25日、「事業継続計画(BCP)に対する企業の意識調査(2024年)」の結果を公表した。全国2万7104社の企業を対象に調査を実施し、有効回答企業数は1万1410社(42.1%)。
過去最高・約2割の企業がBCPを策定済み
BCPを既に「策定している」企業が19.8%となり、同調査では過去最高となった。また、「現在策定中」と「策定を検討している」も合わせると50.0%となり、2020年以来4年ぶりに5割を超えた。
また、企業規模別の策定率は、「大企業」が37.1%(前年比1.6ポイント増)であるのに対し、「中小企業」が16.5%(同1.2ポイント増)だった。「大企業」は2016年からは9.6ポイント上昇したのに対し、「中小企業」は4.2ポイント増で、策定率が低いまま推移している。
BCPで想定するリスクは「自然災害」が7割超でトップ 中小企業では取引先のアクシデントも
BCPの「策定意向あり」と回答した企業が、事業の継続が困難になると想定するリスクは以下の通り。
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