育児中や介護中の従業員を対象に「選択的週休3日制度」を導入 レゴランド・ジャパン

月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2023年08月18日
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「レゴランド・ジャパン・リゾート」を運営しているレゴランド・ジャパン(名古屋市港区)は8月17日、選択的週休3日制を導入すると発表した。育児介護などにより時間を使いたい従業員をサポートし、働きやすい環境づくりの施策の一貫で9月1日から実施する。

希望者は「総労働時間維持型」「報酬削減型」の2つから働き方を選択

選択的週休3日制の対象となるのは、小学生までの子供がいる正社員か、要介護状態にある家族を持つ正社員。通常では120日となっている年間休日数を156日に広げ、毎月所定分の休日を付与する仕組みだ。

働き方は「総労働時間維持型」と「報酬削減型」から選ぶことができる。総労働時間維持型を選んだ場合は、同じ月内で週40時間の労働時間を維持しながら週休3日を取得することができ、「報酬減額型」を選んだ場合は、勤務実態に応じて給与などを減額することになる。

多様な働き方の実現に向けて、同社では昨年4月に従業員とアルバイトの身だしなみ基準を撤廃。身だしなみを個人の判断にゆだねることで、スタッフ一人ひとりの強みを生かし、個性を表現できる職場づくりを行っている。

今回の週休3日制の導入では、育児・介護を行う社員により働きやすい環境を提供することを目的にしているが、これらの施策を通じて、同社では従業員の働きがいの向上と、それに伴う顧客満足度向上を目指している。

「週休3日制度」を望む子育て社員6割超

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