中小ゼネコンが開発した「熱中症を防ぐゼリー」が高評価 現場の声を起点とした労働環境の改善
月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2026年05月20日
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三和建設(大阪市淀川区)は5月19日、同社が展開する熱中症対策商品「ゼネコンがつくったしおゼリー」が、日本マーケティング協会主催の「第18回 日本マーケティング大賞」において「奨励賞」を受賞したと発表した。
建設現場における熱中症という課題に対し、現場の実体験を基に商品を開発。「ゼネコンがつくった」という当事者性を軸とした情報発信により、企業主体の熱中症対策の重要性を社会に提起した点が評価された。
過酷な建設現場の声から生まれた「しおゼリー」
建設業は就業中の熱中症による死傷者数が全業種の中でも多い業界である。世の中の人々が快適に過ごす環境をつくる担い手自身が、厳しい環境に置かれている現状に対し、同社は強い課題意識を持ってきたという。
対策商品としてスポーツドリンクや塩飴などが一般的だったが、職人が手軽に摂取でき、後味がすっきりして仕事に集中できる形状として、共同開発社とともに水分を多く含むゼリーの形に行き着いた。
1本当たり約0.15グラムの塩分を含み、キシリトールによる冷涼感をプラス。さらに、エネルギー源となる必須アミノ酸や茶花エキスなども配合した。現在はマスカットなど5種類の味を展開し、現場の休憩時に凍らせて摂取する手法を推奨している。
当事者性を生かした発信がマーケティング賞で高評価
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