「IR優良企業賞2025」に学ぶ、伝わるIR・広報の工夫と明日から使える実践ヒント
月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2025年11月14日
アクセスランキング
日本IR協議会(東京都千代田区)は11月13日、「IR優良企業賞2025」の受賞企業を発表した。
第30回を迎える今回は、会員企業の応募371社の中から、IR優良企業大賞2社、IR優良企業賞6社、IR優良企業特別賞3社、IR優良企業奨励賞2社の計13社が選定された。
また、「新たな株主層を開拓するための取り組み」をテーマに18社が選定された「“共感”!IR賞」では、総務担当者にとっても参考となるコミュニケーション手法が多数見られた。
IR優良企業賞とは
IR優良企業賞は、優れたIR活動を行っている企業を毎年1回選定・表彰する制度である。
審査委員会はアナリスト、投資家、報道機関などで構成され、応募企業が提出する調査票の内容を基に選考される。
また、IRに熱心な中・小型株企業には「IR優良企業奨励賞」が、2005年からは、長期間にわたって優れたIR活動を継続する企業や、特に顕著な取り組みを行った企業を称える「特別賞」も設けられた。さらに、IR優良企業賞の3回目の受賞企業には「大賞」が贈られる。
2025年の受賞企業一覧
2025年の受賞企業は以下の通り。
IR優良企業大賞
- アシックス(兵庫県神戸市)
- 荏原製作所(東京都大田区)
IR優良企業賞
- 旭化成(東京都千代田区)
- TIS(東京都新宿区)
- TDK(東京都中央区)
- 日産化学(東京都中央区)
- みずほフィナンシャルグループ(東京都千代田区)
- 三井物産(東京都千代田区)
IR優良企業特別賞
- 小松製作所(東京都港区)
- 中外製薬(東京都中央区)
- 良品計画(東京都文京区)
IR優良企業奨励賞
- イトーキ(東京都中央区)
- Sansan(東京都渋谷区)
受賞企業のIR取り組み紹介
受賞企業の評価コメントからは、以下4つの特徴的な取り組みが浮かび上がる。
※掲載されている情報は記事公開時点のものです。最新の情報と異なる場合があります。