中堅世代の大企業総合職、4割が「ライフワークに出会いたい」 ライフ上位だが理想と現実の差も

月刊総務 編集部
最終更新日:
2023年06月27日
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みらいワークス(東京都港区)は6月26日、30歳代から40歳代の大企業総合職を対象にした、キャリアに関する意識調査結果を発表。4割以上が自己実現できる仕事(ライフワーク)に、まだ出会えていないと考えていることがわかった。

約2割が「メイン業務=ライフワーク」 業務経験やスキルが出会うきっかけに

「現在、ライフワークに出会い、取り組んでいますか」との質問に対し、最多は「ライフワークには出会っていない」で41.4%だった。一方、約2割が「ライフワークに出会っており、メイン業務である(19.8%)」と回答。「ライフワークに出会ってはいるが、サブ業務である(15.3%)」と合わせると、約3人に1人がライフワークに取り組むことができている(35.1%)。
ライフワークに出会っている人にきっかけを聞いたところ、25.6%が「働く中での経験やそこで身に着けたスキルがライフワークにつながった」と回答している。

Q3. あなたは現在、ライフワークに出会い、取り組んでいますか(n=111)
Q3. あなたは現在、ライフワークに出会い、取り組んでいますか(n=111)出所:みらいワークス総合研究所

「早いうちから取り組みたかった」ライフワークに出会った人の9割以上は幸福度アップ

ライフワークに出会った人の38.5%は「20歳代からライフワークに取り組みたかった」と感じており、約8割は30歳代までにライフワークに取り組みたかった、と感じていることがわかった。別の質問では、ライフワークに出会っている人の9割以上が、ライフワークの取り組みが人生の幸福度向上につながったと感じている。

Q8. あなたは、いつごろからライフワークに取り組みたかったと思いますか(n=39)
Q8. あなたは、いつごろからライフワークに取り組みたかったと思いますか(n=39)出所:みらいワークス総合研究所

中堅世代の総合職、ワーク・ライフ・バランスの理想と現実は?

同調査では、ライフワークおよび、ライスワーク(ご飯を食べるために稼ぐ仕事)、ライフ(仕事を除く生活活動全般)のバランスについて質問。順位付けをしてもらったところ、以下のように、理想と現実では「ライフワーク」と「ライスワーク」のバランスに差があることがわかった。

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