急成長企業での社内人脈づくりはランチのお誘いから 「どこでも社食」を新人育成に活用
月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2023年10月04日

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シンシアージュ(東京都渋谷区)は10月3日、同社が提供する食の福利厚生サービス「どこでも社食」を導入したCyberACE(東京都渋谷区)のその後の変化や効果などを明らかにした。同サービスは、自社に社員食堂の設備を持たない企業でも、近くの飲食店と提携することで、「社食」環境を実現するというもの。
CyberACEは今回、部署を超えた互いに相談しやすい関係性の構築や業務効率の向上を目的に、同サービスを導入。同サービスが社内活性化と社員のモチベーション向上に寄与していることがわかった。
「どこでも社食」に利用ルールを設けたCyberACEの狙いは?
CyberACEでは、入社2か月以内の新入社員であれば、「どこでも社食」を利用することができ、その際のランチ代を会社が負担すると定めた。加えて、「1人での利用はNG」「新入社員だけでの利用はNG」「何度も同じメンバーでの利用はNG」という独自ルールを設けた。
これには、無料でランチを食べられるという福利厚生に加え、以下のような狙いがあったという。
- 新入社員が早く会社になじめるよう、既存の社員とコミュニケーションを取る機会を提供する
- 実務でかかわり得る先輩社員を誘って関係を構築し、今後の業務に生かしてもらう

毎月多くの中途社員が入社 「どこでも社食」で関係性の広がりや巻き込み力をアップ
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