会社の「女性活躍」方針に7割が疲労感 管理職手前の女性社員が感じるプレッシャーの実態

月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2025年10月14日
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NTTビジネスソリューションズ(大阪市北区)は10月10日、同社が提供する対話型AIツール「karafuru AI(カラフルAI)」の活用を通じて得られた現場の声を基に企画した意識調査の結果を発表した。対象は、係長・主任・課長補佐・リーダーなど、管理職手前のポジションにある30歳代、40歳代の女性社員120人。そのうち約7割が、会社の「女性活躍」方針や期待に対して疲れやプレッシャーを感じていると回答した。

会社方針への疲労感、「男性と同等以上の成果を求められる」が最多

回答者の80.8%が「現在の仕事に自信がある」とする一方、「女性活躍推進という会社方針に疲れやプレッシャーを感じるか」との問いには、約7割が「感じることがある」と答えた。(「とてもある」「ややある」の合計)

疲れやプレッシャーを感じる理由(複数回答)は以下の通り。

  • 男性と同等以上の成果を求められるプレッシャーがあるから(38.0%)
  • お手本となる女性管理職・先輩が少ないから(35.4%)
  • 周囲から成果への過度な期待があるから(32.9%)
「女性活躍推進」に疲れやプレッシャーを感じる理由(複数回答)
「女性活躍推進」に疲れやプレッシャーを感じる理由(複数回答)(※画像クリックで拡大)

自由記述には、「体力差を考慮せずに業務を任される」「女性優遇と見られるのが不本意」などの声が寄せられた。

「女性は細かい作業が得意」 性別を意識した発言、6割が経験

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