憧れる先輩や上司の条件は「デキる」より「優しい」こと? 2023年の新入社員、人間性を重視
月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2023年08月09日

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新入社員が憧れる上司や先輩の条件は、実績やスキルがあるだけでなく、周囲に気遣いや気配りができ、話しやすく、相談に乗ってくれること−−。企業向けの教育研修などを行うジェイック(東京都千代田区)が8月8日、同社が提供する研修を受講した新入社員を対象に実施したアンケート結果から明らかにした。
同社は、人間性でロールモデルとなるような先輩や上司が職場にいることが、若手社員のモチベーションアップや離職防止に寄与すると分析。若年層を定着させるため、先輩や上司側が新入社員とのかかわり方を工夫する必要があると指摘する。
憧れる先輩・上司は、「優しさ」や「話しやすさ」などの「人間性」を重視する傾向
「職場に憧れる先輩、目指したい上司はいますか?」という質問に対し、1人以上いると答えたのは、回答者全体の94.7%にのぼった。
憧れる先輩や目指したい上司については、実績やスキルだけでなく、個人の人間性に言及した、以下のような自由回答が寄せられた。
「優しくて頼れる」「熱心に向き合ってくれる」 人間性を重視する回答が多く
- いつも穏やかで優しく、丁寧に仕事を教えてくれる。また視野が広く、常に周りを見て行動している。
- 人の話を親身になって聞き、話しやすい。自分のことを考えてくれていることがわかる。
- 気遣いができ、優しくて頼れる。
- 後輩思いで自分の良さを見いだしてもらえる。また熱心に向き合ってくれる姿勢があり、尊敬できる。
- 明るくて、周りの状況や人柄が良く見えている。
- コミュニケーション能力が高く、何事にも優しい。
「営業成績はもちろん、社内関係も良好」 人間性に加え実績やスキルも
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