経産省「健康経営銘柄2025」に53社を選定 スズキやカシオ、TOYO TIREなどが初認定
月刊総務オンライン編集部
最終更新日:
2025年03月11日
経済産業省は3月10日、2025年の「健康経営銘柄」および「健康経営優良法人」を公表した。「健康経営銘柄2025」には29業種から53社が選ばれた。「健康経営優良法人2025」では大規模法人部門として3400法人、中小規模法人部門として1万9796法人が認定された。
健康経営実践の優良企業を選出する「健康経営銘柄」
「健康経営銘柄」は、東京証券取引所に上場している企業の中から、従業員の健康管理を経営的な視点で考え企業戦略に盛り込んでいる企業を、経済産業省と東京証券取引所が共同で選定する制度。長期的な視点で企業価値の向上を重視する投資家に対して、銘柄の選定を通じて「魅力ある企業」として紹介することで、企業による健康経営の取り組みを促すのが目的だ。
選定されるのは、経済産業省が実施する「健康経営度調査」に回答した企業のうち上位500位以内の上場企業で、このほかに選定基準として、以下のような条件を満たすことなどが求められる。
- 重大な法令違反がないこと
- ROE(自己資本利益率)の直近3年間平均が0%以上(または直近3年連続で下降していないこと)
健康経営優良法人は、大企業と中小企業に分け選定される。中小企業では、健康経営度調査でなく、健康宣言に参加し、実際に健康経営に取り組むことなどが求められる。
ヘルスケアプリ導入やオリジナル体操による運動の習慣化など、さまざまな取り組み
今回初めて健康経営銘柄に認定を受けた主な企業と、その取り組み内容は以下の通り。
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