特に優良な健康経営を実践する大企業や中小企業などの法人を認定する顕彰制度。健康経営の実践を「見える化」することで、従業員や求職者、関係企業や金融機関などから社会的な評価を受けることができる環境を整備する。
健康経営優良法人に認定されると、ロゴマークの使用が可能となるほか、自治体や金融機関においてさまざまなインセンティブが受けられる。経済産業省による、ステークホルダーとの関係における「健康経営」のメリットは以下の通り。
大規模法人部門と中小規模法人部門があり、大規模法人の上位500法人は「ホワイト500」、中小企業の上位500法人は「ブライト500」の冠を付加する。
健康経営優良法人の認定を受ける際に回答する「健康経営度調査」の個社データからは、健康経営施策と利益率には次の相関があることが認められている。
出所:「健康経営の推進について」 (2022年6月 経済産業省)より抜粋して作成
健康経営優良法人に認定されるには、申請が必要。詳細や健康経営優良法人に認定された法人一覧、事例などはポータルサイト「ACTION!健康経営」で確認できる。