「健康経営優良法人2025」の申請受付開始、健康経営度調査の変更ポイントを確認しよう
月刊総務 編集部
最終更新日:
2024年08月20日

1ヶ月のアクセスランキング
経済産業省は8月19日、「健康経営銘柄2025」と「健康経営優良法人2025」の申請受付を開始。配点バランスの見直しや新たに設定された設問など、健康経営度調査の変更ポイントについて公表した。
中小法人で「ネクストブライト1000」新設、大規模では介護に関する設問を追加
大規模法人部門では、PHR(個人の健康・医療情報)活用や非正社員などに関する設問が設けられ、経営層の関与を評価するなど、配点バランスが修正された。さらに、仕事と介護に関する設問を新しく設定。仕事と介護の両立支援が進んでいないという昨年度調査結果や、3月に経済産業省が公表した「仕事と介護の両立支援に関する経営者向けガイドライン」を踏まえ、大規模については育児と分離した。
中小規模法人部門に「ネクストブライト1000」を新設し、上位501位から1500位の法人は「ネクストブライト1000」として認定されることも公表された。

PHR活用や非正社員などに関する設問も加わる、配点バランスも見直し
見直しは、健康経営を目指した政策の3本柱に沿ってはかられた。主な変更点は以下の通り。
(1)健康経営の可視化と質の向上
- PHR活用に向けた環境整備状況についての設問を新設
- 取り組みの意義や質の向上への意識を常に持ち続けることが重要であるとの観点から、経営層の関与を評価するなど、配点バランスを見直し
- プロセスの多寡ではなくアウトプット指標への配点アップ
(2)新たなマーケットの創出
※掲載されている情報は記事公開時点のものです。最新の情報と異なる場合があります。