「○○ペイ」の給与振り込みにGMO−PG参入表明 4月解禁に向け注意点を厚生労働省が公表

月刊総務 編集部
最終更新日:
2023年03月14日

GMOペイメントゲートウェイ(GMO−PG、東京都渋谷区)は3月10日、給与のデジタルマネー払いに参入することを発表した。

4月1日より一定の条件を満たした場合、政府が給与のデジタル払いを解禁することを受け、一定のニーズの高まりが予想されることから、ビジネス展開することにした。

さまざまなパートナー企業との連携でワンストップのサービス構築を目指す

参入第一弾としてGMO−PGは、給与計算アウトソーシングを展開するペイロール(東京都江東区)と、給与のデジタルマネー払いを実現するために必要なサービス設計の構築などの協議を進める。

同社はすでに資金移動業者として決済・送金サービスを提供しており、人事労務システムを提供する企業や証券口座を提供する企業、保険・保証会社など、さまざまなパートナー企業と連携することで、ワンストップのサービス提供を目指す。

給与のデジタル払いには同意と一定の条件が必要に

現行の労働基準法では、賃金の現金払いを原則としており、労働者の合意を得た場合に、労働者が指定する銀行・証券総合口座への振り込みを認めている。

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